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【職業講習会】ハローワークで開催する内容・所要時間や感想など

投稿日:2019年9月30日 更新日:

会社を退職後、雇用保険を受給する場合ハローワークへ行き手続きを行う必要があります。実際に雇用保険を受給するまでには、いくつかハローワークが指定する日に参加が必要なものがあり最初に行われるのが「職業講習会」となります。職業講習会とはどういったものなのか、所要時間や実際に参加しての感想をお伝えします。

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職業講習会

職業講習会に参加した理由

まず、職業講習会へ参加した理由を先に記載します。実は、2019年8月付けで会社を退職したことが理由です。ハローワークで雇用保険受給の手続きを行った時に、「雇用保険受給資格者のしおり」が渡されます。このしおりには2つの日程が記載されており、1つが職業講習会となりもう1つが雇用保険説明会です。

職業講習会とは

職業講習会とは失業した方が早期に再就職するためにハローワークの方で実施する講習会となります。説明内容に関しては各ハローワークで異なる可能性がありますが、私は以下の説明を受けました。

  • ハローワークガイダンス
  • 早期に再就職するために
    • 自己分析・自己理解
    • 応募書類の作成
    • 職務経歴書作成のポイント
    • 面接対策

上記のような内容を約1時間程度の時間を使い説明が行われます。時間的制約もあるため案内を受けたものは概要となります。

ハローワークガイダンス

ハローワークガイダンスでは、いくつかの案内がありました

有効求人倍率

最近の雇用失業情勢が案内されました。参考までに失業率は全国で2.2%、有効求人倍率は7月の都内の状況で2.09倍と案内がありましたが職種により倍率は異なり、事務職の倍率は低く、介護職の倍率は高くなっています。

早期再就職のメリット

なるべく早く失業状態から脱してもらうため、メリットについても案内がありました。経済的に安定する事、また企業側からの評価が高い(半数以上の企業が「離職期間は3か月以内が望ましい」と考えている)、また生活のリズムが保てる事もメリットとして挙げられています。

案内を受けたことはもっともで、特に生活のリズムが保てるというのはこの中では気づきにくい所と感じます。

再就職手当

早期再就職のメリットに含まれますが、雇用保険の受給資格者が早く就職を決定することにより条件によって再就職手当を得られる可能性があります。もちろん仕事が決まらない場合は、雇用保険を受給することになりますが、就職を早めることによって給料とは別に再就職手当も得られお得となることが案内されました。

就職決定までの時間

就職決定までは時間が掛かり求職申込みから就職まで平均73日掛かります。この為、早く活動を行うよう案内がありました。

最近の選考方法

最近の選考方法は書類選考が主流となっています。以前は履歴書のみでの応募可能なものも最近では職務経歴書の提出を求められます。企業側も未経験職よりも即戦力を雇いたいという意図があり、選考方法が変わっています。

ハローワークのサービスメニュー

ガイダンスではハローワークで行っているサービスメニューの案内もありました。職業相談・職業紹介、求人情報提供、各種セミナーの実施、公共職業訓練情報提供、就職面接会、応募書類の作成相談等色々なサービスの提供を行っています。

他にも個別相談を行っていたりと色々と行っているため就職活動で何かお困り事があれば1つの手段としてハローワークに相談しているというのも手かもしれません。

早期に再就職するために

早期に再就職するために必要な事が説明されました。

自己分析・自己理解の中で自己分析の方法はキャリアの棚卸、第三者評価、若年者向けとして適性検査があり、自己理解として「できること」を探し、「スキルを持っていること」を確認し、「重要だと信じていること」を決める事で仕事に満足できる状態となります。

応募書類の作成時には自己分析した内容と応募をする求人の職種・業界・企業研究を行いキャリア・スキル、志望動機、自己PR、転職理由などを予め考えておきます。書類は送付状・履歴書・職務経歴書を用意しハロワーク紹介であれば紹介状を含め送付します。

職務経歴書作成のポイントとして即戦力性をアピールすることがポイントです。企業側が求めている人材に合わせられるよう、職務経歴書も工夫してみましょう。またエピソードや数字を加える事、ポイントを絞って、箇条書きにすること、わかりやすい言葉で書く事などがコツとして案内されました。

面接対策として、面接の目的をしっかり持ちましょう。採用側側は即戦力となるか、熱意があるか、組織に溶け込むことができるかという視点で見ています。応募者側としては即戦力である事をアピールする事と仕事や職場が適しているか確認する必要があります。

次に面接の事前準備として自分の履歴・職歴の整理、応募する会社や業界の確認、最近はスマホがあるので疎かにしがちですが会社までの道順についても事前に調べておいた方がよいでしょう。

面接当日は面接マナーとして服装・身だしなみ・態度・発声に気を付け、受け答え等ははっきり、明瞭に答えられるようにしましょう。また、面接では概ね質問される内容が決まっています。こちらも回答を予め用意しておきましょう。

面接後のフォローとしてお礼状の作成や面接記録の作成と分析を行うよう案内がありました。

 

職業講習会の感想とまとめ

職業講習会に参加した感想としては、参加されている方は様々な経緯を持ち失業されています。参加した日は年配の方の方が多かったですが、若い人も中にはいました。実際の再就職活動についても活動自体がどの程度ブランクがあったかという点も異なります。そういった中で、職業講習会として概要ながらも必要な事を案内する機会自体を設ける事は再就職側としてメリットと感じました。もちろん人によっては知っている事なので今更感がある方や、アルバイトやパート従業員といった職を希望されている方の場合、講習会の意味が薄れるというのも事実です。

より掘り下げた内容に関しては、ハローワークで相談という形になりますが無料で利用できる事もあり進め方が分からないと感じられている方は聞ける所に聞けるというのは安心感もあるのでは無いでしょうか。

また、雇用保険を受給するためには認定日までに指定された回数の求職活動を行う必要がありますが職業講習会への参加は求職活動として認められるため、じっくりと求職活動を行いたい方は講習会へ参加し活動実績とするメリットはあります。

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