フィギュアスケート男子で、バンクーバーオリンピック銅メダリストの高橋大輔さんが現役復帰を行う事を発表しました。このタイミングでの現役復帰を決断したのはどのような理由なのでしょうか。
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現役復帰を決めた理由は
高橋大輔さんは1986年3月16日生まれで現在32歳。選手としてはトリノオリンピック8位入賞や、バンクーバーオリンピック銅メダル、2014年ソチオリンピック6位入賞と、3大会連続でオリンピックに出場しています。
特に、2008-2009年に、右膝前十字靱帯断裂という大怪我をしたものの見事復活した姿に感動した人も多かったのでは無いでしょうか。選手として2014年10月に引退を表明。その後はプロスケーターや語学留学、コメンテーターなどとして活躍されています。
現役復帰を決めた理由は
今回は7月1日に公式サイトを通じて発表がありました。こちらによると2017年の全日本フィギュアスケートが契機となったようです。
2017年の全日本フィギュアスケートといえば、宇野昌磨選手、田中刑事選手、宮原知子選手、坂本花織選手、紀平梨花選手といった若手の選手が台頭しました。宇野昌磨選手は2018年の平昌オリンピック銀メダリストとなり羽生結弦選手と共に、引き続き今後の活躍が期待されております。
そのような若い選手たちの姿を見て、触発されたのかもしれませんね。本当にスケートに向き合っていきたいといった気持ちや引退前に感じられなかったやり切ったと思える演技をしたいという気持ちは、現役生活で多少なりともスケートに対するやり残した気持ちがあったのではないでしょうか。
年齢は32歳とフィギュアスケートの競技年齢としては他の選手と比べて離れておりますし、4年間のブランクがある事から復帰するための準備は困難な道を極めるとは思いますが、是非「やり切った」と思えるような競技ができるよう高橋大輔さんの今後の活躍に期待したいですね。