先日はPASMOを使い東京メトロに乗るとポイントが貯まるメトロポイントクラブ(メトポ)についてご紹介しましたが、都営交通でもPASMOで同様のポイントサービスToKoPoを展開しています。今回はToKoPoのサービス内容について解説します。
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目次
ToKoPoとは
ToKoPoは、都営交通が行っているポイントサービスです。2011年8月1日からサービスは開始されておりかなり以前から始まっていました。記名式PASMO(記名PASMOとPASMO定期券)を使い都営の交通機関に乗るたびにポイントが貯まります。入会費、年会費は無料です。
ToKoPoでは事前に登録したPASMOのチャージ金額を利用して都営交通に乗車すると
乗車回数、日数に応じたポイントと、乗り継ぎのボーナスポイントを獲得する事ができます。注意点として定期区間内の乗車はポイント対象外です。
どれくらいポイントは貯まるのか
獲得できる対象は、都営地下鉄4線(大江戸線、浅草線、三田線、新宿線)、都電荒川線、日暮里・舎人ライナー、都営バスとなり獲得できるポイントは3種類あります。
基本ポイント(1乗車につき):
都営地下鉄:2ポイント
日暮里・舎人ライナー:2ポイント
都電荒川線:1ポイント
都営バス:0ポイント
土休日ボーナスポイント(1日につき):
都営地下鉄:2ポイント
日暮里・舎人ライナー:2ポイント
都電荒川線:0ポイント
都営バス:0ポイント
乗り継ぎボーナスポイント(1日につき):
全て:2ポイント
基本ポイントは1乗車につき付与されます。土休日ボーナスポイントは1日につき付与されるポイントです。例えば1週間の内、平日に都営地下鉄に1回、休日に都営地下鉄に1回乗車した場合は、基本ポイント2回分4ポイント(2+2)、土休日ボーナスポイントが1日分2ポイントの計6ポイント獲得できます。
乗り継ぎボーナスポイントは1日の間に都営交通4事業のうち2事業以上に乗車した場合に付与されるポイントとなります。都営バスについては乗り継ぎとして利用した場合に限り乗り継ぎボーナスポイントは付与されます。
ポイントの付与は1ヶ月間の乗車実績に基づき翌月15日に付与され、貯まったポイントは、1ポイント1円として、10ポイント単位でPASMOにチャージすることができます。
ポイントの有効期限
ポイントの有効期限は最後にポイントが付いた年度の翌年度末までとなります。
申し込み方法について
メトロポイントクラブもそうですが、ToKoPoについても申込み方法はやや手間となります。
会員登録
WEBでの登録
パソコン又は携帯電話からToKoPoホームページに移動し、入会申込フォームから申し込みます。
郵送での申込
都営地下鉄各駅、日暮里・舎人ライナー日暮里駅、西日暮里駅、荒川電車営業所、都バス営業所・支所、都営交通定期券発売所で配布されている入会申込書に必要事項を記入し郵送します。
※申込書の配布は、押上駅、目黒駅、白金台駅、白金高輪駅、新宿線新宿駅は除きます。
WEB及び郵送で申し込みを行うと手続き後、2週間程度で会員カードが届きます。
会員カードとPASMOを連携
都営駅に設置されているポイントチャージ機で会員カードとPASMOを登録すれば完了となり、登録以降はポイントが付与されます。
※ポイントチャージ機は、都営地下鉄各駅(押上駅、目黒駅、白金台駅、白金高輪駅、新宿線新宿駅を除く)と日暮里・舎人ライナーの日暮里駅、西日暮里駅、熊野前駅に設置されています。
貯まったポイントのPASMOへのチャージはポイントチャージ機から行え、チャージは10ポイント単位で行う事ができます。
都営交通をよく使う人なら結構ポイントが貯まりそう
都営交通がサービスを提供しているToKoPoについて解説しました。入会費、年会費は無料となり普段利用しているPASMOを利用できる点はメトロポイントクラブと一緒で高いメリットと感じられます。
難点としてはPASMOとの連携操作の為に、ポイントチャージ機を利用する必要がある点と、会員カードを保持する必要がある事です。
メトロポイントクラブと違う点として基本ポイントは1乗車あたりでポイントが付与される点があります。特に都営地下鉄と日暮里・舎人ライナーを利用される頻度が多い方は申し込みをして損は無いカードと思いますので、利用されてみてはいかがでしょうか。以上、都営交通のToKoPoについてお届けいたしました。