ニュース

時差Bizとは何か?東京都が取り組む目的やその内容に迫る

投稿日:2018年7月2日 更新日:

東京都が昨年より取り組みを行っている「時差Biz」をご存知でしょうか。時差Bizとは、通勤ラッシュ回避のために通勤時間をずらす働き方改革のひとつと位置づけられています。「朝が変われば毎日が変わる」をキャッチフレーズにし、東京都が取り組む目的やその内容はどういったものなのか迫ってみます。

スポンサーリンク

時差Bizとは

時差Bizとは、通勤時間をずらすことにより満員電車の混雑緩和を促進し快適通勤の実現に取組むための働き方改革の1つとなり、東京都が展開を行っています。

特に東京都は朝の通勤ラッシュで混雑するのが日常となっており、通勤自体がストレスとなっている方も多いでしょうから、早く家を出て会社に着いて仕事をしたいといったニーズや、生活に合わせて出勤時間を調整したいといったニーズもありそうですね。

平成30年度の時差Bizの期間

昨年は夏季は2週間だったものが今年は1ヶ月に拡大され、冬季期間が新規追加されています。

  • 夏季:平成30年7月9日(月)~平成30年8月10日(金)
  • 冬季:平成31年1月下旬(2週間程度)

参加資格は

時差Bizの参加には特に資格は決まりはありません。通勤時間に鉄道利用が集中する時間帯を避けて時差出勤を推奨し、快適な通勤をサポートする取組みを企業単位で実施することができます。

会社勤めの場合、個人はその企業の取り組みに参加する形となります。7月1日時点で参加企業は689社となっておりますが、東京都は1,000社まで増やすことを目指しています。

時差Biz参加のメリット

時差Biz参加のメリットとして、企業側は時差Bizといった働き方改革を行い、従業員に対して柔軟な働き方を提供しているアピールをする格好の機会になりますね。

これは、企業としての価値向上や就職活動などを行う学生に対してのアピールとしても訴求できそうです。

個人としてのメリットは、朝の通勤ラッシュの時間帯の出社をずらし、朝方の電車が空いている時間帯に出社して夕方は早めに帰ったりとか、または出社時間を遅らせて遅く帰ったりなど、個人の生活やスタイルに合わせた柔軟な働き方ができる点がメリットとなりそうです。

取組みは更に普及するか

時差Bizについて見てみました。取組みとしては昨年から始まり少しずつ広がっているようですが、企業数を見る限り普及はこれからといったように感じられます。普及を進めていくためには継続した普及活動を引き続き行っていく必要があるでしょう。

これから色々な企業に広がり、朝の混雑が少しでも緩和されると週明けの通勤の憂鬱さも多少は軽減されるかもしれませんね。以上、時差Bizについてお知らせしました。

スポンサーリンク




スポンサーリンク




-ニュース
-, ,


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

天皇陛下御在位三十年記念式典その内容や日程、場所、参加方法は

天皇陛下の御在位三十年を記念し、天皇陛下御在位三十年記念式典が平成31年2月24日に内閣の行う行事として行われます。記念式典はどのような事が行われるのか、また場所や参加方法などについて調べてみました。

フェルメール展の開催期間や場所、観覧料のまとめ

「真珠の耳飾りの少女」や「牛乳を注ぐ女」など17世紀のオランダ黄金期を代表する画家として世界的人気を誇るヨハネス・フェルメールのフェルメール展が東京と大阪で開催されます。フェルメール展の気になる開催期 …

ジンジャーショットドリンク「ジンジャーブースター」の効果と種類

ジンジャーショットってご存知でしょうか。海外ではセレーナ・ゴメスなどのハリウッドセレブを中心に人気になっており、スーパーマーケットでもワンコーナーを埋め尽くすほど色々な種類が販売されています。日本でも …

スペースインベーダールームが大阪梅田に期間限定登場!内容や料金は

スペースインベーダーというゲームをご存知でしょうか。スペースインベーダーは株式会社タイトーが1978年に発売し世界的なブームを巻き起こしたアーケードゲームです。今年は、スペースインベーダー誕生40周年 …

no image

東京都で自転車保険の加入が義務化!条例の内容や施行時期は?

「東京都自転車の安全で適正な利用を促進に関する条例」が令和元年9月に改正され、東京都で自転車を利用する方は自転車損害賠償保険等への加入が義務になります。具体的な対象の方や施行時期、加入対象かの確認方法 …

当サイトを運営しておりますロインと申します。このサイトでは、色々な役立つ情報を分かりやすくお伝えしていきたいと考えております。

何卒よろしくお願いいたします。